丁寧に優しくほぐすノンストレス整体 ヴィラ整骨院 -villa bonesetter's clinic-

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手指のシビレ肩こり背中の痛み胸郭出口症候群腱鞘炎
重症な肩コリから率いる腕の痛みや手のシビレ 

40代女性_整体利用のお客様アイコン

岡山市南区中央卸売ふくふく通りにあるヴィラ整体整骨院です。

今回は、重症な肩こりから手のシビレでお悩みの整体施術のお客様です。

同じような症状でお悩みの方々のご参考になれば幸いです。

問診・検査

50代前半女性 事務仕事
 一週間まえから、右腕が重だるく、さらに三日前から症状が激しくなり、次第に箸を持つと肘から手首にかけてのが痛みが強くなってきました。
「 腕が痛むのは以前からあったけど、こんなに激しい症状は初めて。 」とのこと。
もともと肩コリや右の肩引きが痛むのは気になってはいたようですが、何となく痛みのピークが過ぎれば症状は治まっていました。

 実は昨年の暮れから体調を崩し、時折胃や肝臓が痛むことがあったので、病院で検査をしましたが、とくに異常はなかったようです。
しかし、今でも痛みがあるので気にはなる、とのこと。
また、2年前に閉経してからというもの、偏頭痛、ほてり、膝痛、疲れやすいなどの症状がでてきている。
主な症状
● 右腕の重だるさ
● 箸を持つ時の手首から肘にかけてのスジの痛み
● 肩こり、肩引きの痛み
● 手指のシビレ

施術レポート1

彼女の体を拝見いたしますと、首・背骨・肩背部・胸郭・腕のこれらの部分が硬く張って、とにかく体が悲鳴を上げているという状態でした。
どの関節も硬くて吸収することができない、といった感じでしょうか。
この状態だと、腕や手指にまで痛みがでるのも無理はないです。


 治療計画としては、初めの数回は、骨格の調整( 骨盤・背骨・肋骨・肩甲骨 )といった体の中心となるところから治療を始めます。  
そしてそれらがある程度緩んできたら、少しずつ患部の治療を加えていく、といった治療をと考えていました。
3,4回目の治療で、パンパンに張っていた肩周りの状態が少し落ち着き、それと同時に気になっていた胃と肝臓の痛みもあまり気にならない程度になっていました。
すこし、見通しが見えてきた感じです。
  

施術レポート2

 ところが治療期間中に、高熱が出るほどの大風邪を引かれ、しばらく治療をお休みされました。

約3週間後、治療再開となりましたが、
「 大風邪を引いてから、元々軽くあったシビレが強くなって困っています。  病院の薬を飲んでも、あんまり効かないんです。     来月の仕事の繁忙期を迎えるまでに、何とか症状を落ち着かせたいです。
こんなに体が辛いなら、年内に仕事を辞めようかな、といろいろと考えてしまいます。 」とのこと。
繫忙期までに何とか症状を落ち着かせたい、ということで、できるだけ日にちを詰めて、治療に来ていただくことにしました。


 彼女のシビレは、特に右親指と人差し指。
シビレは、手を使う体勢や角度によってあるようですが、とくに、字を書くときが一番つよく、また、PC業務をしている時や箸を持つ時は、 肘から手首のスジが痛む、とのことでした。
再度、体をチェックしましたが、首・肩甲骨・胸郭がパンパンで、また最初からやりなおしのような状態でした。


  4,5回目までは、首・肩・背中周りの張りや痛みは落ち着いてきました。
それと同時に、腕の痛みや重だるさも軽減していました。
この腕の症状は胸郭出口症候群というもので、簡単に言うと、首・鎖骨の胸のあたりが硬すぎるために、ちょうどその部分を通る、腕の神経や血管が、それらの硬い組織に圧迫され、窮屈になっているのが原因です。


肩周りが徐々に落ち着いてきたので、少しずつ患部の治療ができるようになりました。
 患部の治療は、肘から手首の筋肉を1本ずつゆるめていき、手指は、窮屈になっている手根管から指先の腱にまで丁寧に緩める施術を何回もしていきます。
 施術の7,8回目ぐらいでしょうか、「 シビレが以前よりも軽くなっています。 ただ、箸を持つときやPC作業時は、まだ手首から肘にかけての痛みは残っています。 」と言われました。
これらの痛みも10回目の治療では、だいぶ軽くなっていきました。

現状について

 約一ヶ月後、治療に来られ、「 今は、手のシビレや腱鞘炎のような痛みはなくなりました。
また、首・肩が張り始めてきました。 悪くなる前に身体のケアをしておきたいです。 」


肩コリとは言っても、軽い症状から重い症状さまざまです。肩コリから引き起こされるいろいろな症状があります。
今回の方のように肩コリから胸郭出口症候群が率いる腕や手の痛みやシビレ、また寝違いや腱鞘炎などさまざまです。
今回の症状で、彼女は、普段の姿勢や身体へのメンテナンスを考えるきっかけになったそうです。

 女性の更年期の時期、とくに閉経後では、しばらくたって体のあちらこちらに症状が出始めます。
やはり、女性ホルモンの変動による減少、全体的に血流が悪くなっている、ことも多きいと思います。

また、女性は頑張り屋さんが多く、ついつい自分の身体は後回しになってしまいます。
40代の頃とは違って、50代になると、「 いつか、治るかな。」と思って放っておくと、なかなか良くならず、逆にどんどん悪くなっていく、といった状況になることが大きいです。
そして、自分の体力に自信がなくなり、「 仕事をそろそろ辞めないといけないかな。 」と思ってしまう患者さんが多いです。
そのように思われるまえに、一度ご自身に合う整体サロンにでも足を運んで、ご相談していただけたらな、と思います。
私自身、このような女性を一人でも多く助けることができ、また元気に日々過ごしていただけたら、治療家冥利につきます。