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外反母趾
外反母趾の治療
岡山市南区中央卸市場にあるヴィラ整骨院です。
今回は外反母趾の整体施術のお客様についてご紹介します。
同じような症状でお悩みの方々のご参考になれば幸いです。
問診・検査
40代の女性
一年ほど前から症状があったが、大した治療もせずに放っておいたせいか、
次第に悪くなり、今は歩くたびに右の外反母趾が痛く、専用のサポーターや
靴を選びながら日々過ごしているご様子。
庇うせいか、左右の膝やふくらはぎが硬く張って痛む、とのこと。
診てみますと、彼女の外反母趾はかなり慢性的になっており、ふくらはぎから足の
先までガチガチに硬くなっており、もちろん患部周辺の関節の動きもない状態。
これはかなり重症だな、と思いました。
主な症状
● 歩くたびに、右の外反母趾が痛い
●足を庇うせいか、左右の膝やふくらはぎが硬く張って痛む。
施術レポート1
まず、ふくらはぎの筋肉をしっかりゆるめます。
特に、長母指屈筋という外反母趾の親趾あたりまで着いている筋肉をしっかりゆるめ
ていきます。そうすると、足首の内側の硬直が少しずつ緩まっていき、次第に足の裏
外反母趾あたりまでゆるんでいきます。
そして患部も丁寧にゆるめ、ガチガチになった関節の可動域も広げていくと、外反母趾
の親趾が屈曲出来るようになります。
また、患部の指だけでなく、他の趾と趾との間もゆるめ、関節可動域をひろげていきます。
そうすると、踏ん張って立つことができ、歩行時にも、靴からの圧を吸収できます。
施術レポート2
このような治療を、日にちを空けずに何回かしていきます。
次第に、筋がある程度ゆるまってくると、少し楽になったのか、施術中の
痛みもあまり感じなってきました。
また、ゴルフの際にも、外反母趾サポーターをしなくても痛みはなかった
ようです。今は、日にちの間隔を少し空けて、定期的に治療に通ってもら
っています。
現状について
外反母趾の治療は、患部のあたりだけでなく、ふくらはぎの深部の筋肉が
キーポイントになります。
ふくらはぎの長母指屈筋という筋肉をほぐすだけでも、かなり患部に効いて
きますが、症状が重い場合には、足の裏の第一中足骨の骨膜にこの長母指屈筋
が癒着している場合があります。
そのような場合は、患部を押さえると痛みがありますので、その場所もしっかり
とゆるめていきます。
外反母趾の治療は、しっかりしておけば、痛みはかなり改善すると思います。
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