丁寧に優しくほぐすノンストレス整体 ヴィラ整骨院 -villa bonesetter's clinic-

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腱鞘炎
腕や手の使い痛みの腱鞘炎 その1

岡山市南区中央卸売ふくふく通りにあるヴィラ整体整骨院です。

今回は、手の腱鞘炎の整体施術のお客様です。

同じような症状でお悩みの方々のご参考になれば幸いです。

問診・検査

40代後半女性 事務仕事と仕分け作業
以前から肩こり・腰痛があり、半年前から右の手首・親指が強く痛くなった。
整形外科を受診し、軽い腱鞘炎と言われた、とのこと。
シップと痛み止めもらったが、改善しない。

日中は事務仕事のデスクワーク、夜は配送センターでの仕分け作業で睡眠は4時間程度。
週に1回、ママさんバレーの練習に参加。
主な症状
● 肩コリ・腰痛
● 肘から手首までの腕が痛い
● 右手首周辺の腫れ
● 右手首の痛みと可動域が悪い  (手首を内側や外側に捻る・手首を上下に曲げる・親指を広げる など)
● 物をつかむ時に親指が痛む
● 大きいものを持つ
● バレーのトス時に親指の激痛

施術レポート1

彼女の身体を拝見する前に、ダブルワークで、数時間という睡眠が気になりました。
その上、バレーボールの練習も参加している。

治りが少し遅くなるのではないか、という不安がありました。

まず、気になったのが、足の長さでした。
左足がかなり短い。
第一子を出産の際に、看護師さんから指摘されたご様子。
これも、肩こり、腰痛の原因の一つだと思います。

骨盤・背骨の遊びがない硬さで、肩は肩甲骨がガチガチに硬く張って、腕も上がりにくい。
この肩甲骨の硬さも腱鞘炎の間接的な原因となります。

初回の施術は、腱鞘炎の治療よりも、足の長さと肩甲骨の硬さをゆるめることにフォーカスをしました。

施術レポート2

足の長さは、回数を重ねるたびに、多少左右の差はありますが、何とか許容範囲にまで治まっています。

バレーボールの練習はなるべく控えていただくことをお伝えしました。
腱鞘炎の治療経過は、4,5回目あたりから、施術した3,4日間は調子が良いとのことで、
5回目の施術あたりから、「全体的には痛みが以前より改善しているように感じる。」とのお言葉。

7回目から痛みも軽減し、良い状態が一週間ほど続くようになりました。
また、痛みの範囲も手首・親指の痛みと狭まり、腕の痛みはなくなっていきました。

現状について

10回目の施術では、前回の施術から2週間空きましたが、「使い方によっては、多少痛みは残っていますが、手首の痛みはあまり気にならなかった。」とのことでした。
ほぼ日常生活は手の痛みを気にすることなく、楽に過ごせているようです。

腱鞘炎になられたほとんどの方は、骨盤・背骨・肩甲骨がガチガチに硬く張って可動域が悪く、肩こりが発症しています。
腱鞘炎の治療をする前に、まずそれらの箇所をゆるめないと、腕・手首・指の痛みは治まらないと思います。