ご夫婦で料理店を営んでおり、3ヶ月前からアルバイトのスタッフが辞めてから、夫婦だけになり、仕事の量が増えていきました。
仕事の内容は、長時間の包丁の使用、配膳、重いビールなどの持ち運び、とにかく物を持つことが多いようです。
慢性の肩こり・腰痛に加えて、次第に、腕から手首にかけて痛くなりました。
夜も目が覚めるほど辛く、だんだん症状が悪くなってきたそうです。
かなり重症のご様子でした。
整形外科を受診した際、「テニス肘」と診断され、薬とシップを処方されたようです。
日常生活がどうにか楽に過ごせたら・・・と当院へ来院されました。

彼女の身体を拝見いたしますと、全身がガチガチに硬く張っておりました。
どこから手をつけたら良いか、という身体の状態でした。

通常の骨盤～背骨の調整を丁寧に行い、少し身体全体にゆるみ感がでてきました。
初回の施術は、身体の調子を上げるぐらいの感じになりました。

2回目の施術後、「右の腕が軽い～！！」と喜ばれました。

3回目の施術前のカウンセリングでは、
「細かい材料を包丁を使って切る際、腕の痛みが少し楽になっています！」とのことでした。

4回目の施術前のカウンセリングでは、「右腕や手が以前より痛みが楽になって、ついつい調子に乗って動いてしまいます！」とのことでした。

7回目の施術前のカウンセリングでは、前回の手首の関節の施術が効いたのか、手首の可動域が良くなっていました。

腕や手首の痛みは全体的にかなり楽になったようです。

手の使い痛みで腕や手首・手指などに痛みがでてきますが、治療としては患部だけの施術ではなく、
肩甲骨の硬さ、肘の関節や前腕（肘から手首）のアライメントなどの歪みから治していきます。
それらを一つ一つ正常に戻すことで、痛みが軽減していきます。