今回はお久しぶりの患者さんです。
１ヶ月ほど前に勤め先の事務のスタッフの方が1人辞められ、その分仕事が増えてかなり忙しくなりました。
夜遅くまで仕事をする日々が続き、次第に疲れが溜まっていきました。
2日前の起床時、右首筋辺りが痛く、振り向くのが困難とのことです。

施術後、肩回りや首の硬い張りは3割ほど取れ、硬い首も少し和らいだ状態になりました。
さらに、首は、施術前よりも右側へ向くことが少しできるようになりました。

2日後の2回目の来院時、「字を書くとき、右の肩が痛いです。」とのこと。
右の肩甲骨がキュッと上がっており、前回よりもロックがかかった状態になっていました。
前回よりも、やや悪い状態。
とりあえず、このロックされた右肩を落ち着かせなければと、少し時間がかかりましたが、
何とか肩甲骨の状態を落ち着かせることができました。

3回目の施術の際には、首の施術ができるぐらい右肩のロックさは落ち着いていきました。
その分、左肩の悪い部分が次第に診えてきましたが、全体的には前進した感じがありました。

5回目の来院では、「右側の首や肩の硬さはある程度おちついた状態です。今日は、左側の肩のコリを感じるようになりました。」とのこと。
確かに、右肩の可動域が広がり、首筋の張りも引いていました。
5回目からの施術は、寝違えの症状が落ち着いたので、施術の内容は、慢性の肩こり治療といった感じになりました。
また、ご自宅でのケアもお伝えしました。

今回の患者さんの寝違え施術は、全部で7回いたしましたが、常時、首や肩周りが硬く、更年期ということもあり、定期的にメンテナンスに通うことをご提案させていただきました。
更年期は、疲れやすく、一度痛みが出ると治りがゆっくりです。
メンテナンスは、再発しても回復力が早いですし、良い身体の状態をキープできます。
なるべく良い状態で、日々の生活を過ごすことができます。