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腱鞘炎
親指の指先の痛みからだんだん親指が動かしにくくなって、手術まで言われた・・・
岡山市南区中央卸売ふくふく通りにあるヴィラ整体整骨院です。
今回は、腱鞘炎の整体施術のお客様です。
同じような症状でお悩みの方々のご参考になれば幸いです。
問診・検査
50代後半女性 営業
昨年の12月ごろから、右の親指の先が少しでも当たると鋭い痛みが出現し、次第に親指全体が痛くて動かしにくくなった。
内科、整形外科を受診し、それぞれ「 腱鞘炎 」の診断を受けた。
3月には2週間の固定をと言われ、それで良くならなければ、「手術」とまで言われた。
少しは落ち着いたが、やはり生活には支障がでる毎日である。
少しでも、この手の痛みが楽になれば、と来院した。
主な症状
● はさみや洗濯ばさみが使えない
● 箸を使うのが困難
● 包丁を使うのが困難
● ストッキングをはくのが困難 (親指に力が入り、痛い)
● 親指を下にして物をつかむのが困難
施術レポート1
彼女の身体を拝見しますと、背骨や肩甲骨がとても硬く、右腕を上げたときにずっしりとした重さがありました。
また、前腕(肘から手首までの腕)も、とても硬くなっていました。
そして、患部の右親指は可動域が悪く、広がらない、という状態でした。
腱鞘炎は、肩こりの延長線上にあるので、まず、肩こりの治療である背骨や肩甲骨の硬結をとってから、患部の施術となります。
施術レポート2
毎回施術のたびに、肩こり治療をしてから前腕から親指の筋肉や腱をゆるめていきました。
「 施術して数日経ってからの方が、症状が良くなります。」というお言葉をいただき、
4回目の施術前のカウンセリングでは、
・洗濯ばさみが使えるようになった
・ハサミの使用は第1,2関節は痛むが、以前より少し使えるようになった
・連続的な包丁の使用はまだ困難だが、多少の使用は可能
・ストッキングがはけれるようになった
と少しずつ症状が軽くなっていっているようです。
現状について
5回目の施術後、親指がかなり広がるようになりました。
6回目施術前のカウンセリングでは、「日常生活において、痛みで苦痛ということはかなり軽減し、痛みは忘れていることがあります。
時にふと、親指に負担がかかったときに痛みを感じます。
また、調子が良かったので、長い間包丁やハサミを使ったりとかなり良い状態になってきています。」
女性の腱鞘炎は、もちろん使い痛みもありますが、やはり女性ホルモン「 エストロゲン 」の減少と大きくかかわっています。
更年期に入って、エストロゲンが急速に減少すると、腱や関節が腫れて痛み、こわばって動かしにくくなるという現象がおこります。
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