常連の患者さまが3ヶ月半ぶりに来院されました。

「前回施術から10日ほど経ってから、朝起きて立ち上がろうとした時、両足の裏の指の付け根辺りが痛いんです。　特に左側の痛みが強いかな。　　　左膝も痛いし、足全体パンパンで張りまくって・・・。　　　　　ずっと気になってたんだけど、忙しくてなかなか来れなくて・・・。」とのこと。

彼女の身体を拝見いたしますと、確かに両足がパンパンに張っています。
これじゃ、痛いのも無理はない、といった感じです。

その日の施術は、股関節から、膝の関節、足首あたりまで大きな関節をゆるめると同時に、表面の筋肉の張りをゆるめるのが精いっぱいの感じでした。

次の来院時では、前回と同じような施術内容ですが、少し深いところをゆるめた感じです。

3回目あたりから、少しずつ細かい部分の施術ができるようになりました。
よくよく見てみると、ふくらはぎから足の裏につながっている筋肉の腱がとても硬いことがわかりました。
足の指と指との間が硬く、ほぼ開きません 。
このような場合、足の裏の腱がほぼ硬く、腱と骨が癒着している状態です。
その癒着した腱を丁寧にほぐさないといけません。
丁寧にほぐすと、足の指がそれぞれ動かしやすくなりました。

何とか4回ほどの施術でかなり楽になられ、喜ばれました。